猿夢

その夜は結局寝れなかった…

仕方がないから部屋の掃除をして夜を明かした…

あの夢を見てからもう2年が経った…

テストの成績は再び良くなり、この前はレポートの内容が良いとほめられた。

しかも恋人も出来た。

家もあの小さな家から引っ越し、なかなか住み心地のよいマンションになった。

かつて見た猿夢の事なんてすっかり忘れていた…