17194人が本棚に入れています
本棚に追加
/620ページ
男というのは、女とやれるなら誰とでもいいのだろうか・・・。
全く、吐き気がする。
目の前に並んだ男達の顔を思い切り睨みつけた。
掴まれた腕を振りほどこうとしても、その腕力に敵うわけがない。
「離してください!」
悔しい・・・
悔しい・・・
悔しい・・・
何でこんな奴らに!
「やめてっ!!!」
グラッ・・・
(あっ・・・)
思い切り振りほどくと、男の手から抜け出せたのはいいものの、反動で石段に頭から突っ込んでしまった。
ポカーンと見ている男達。
何ていうアホ面。
(一生・・・呪ってやる)
.
最初のコメントを投稿しよう!