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「んだよ。ネズミじゃん。」
彼の拍子抜けした声に、私は涙声が出る。
「ソイツが原因なの!私はネズミが嫌いなの!」
少し考える素振りを見せる夕青。
不意に、ニヤリと笑うと私の手首を掴んだ。
「嫌いなのか?ふぅん。」
言ってるそばから、夕青が私をキッチンにムリヤリ連れ込む。
「ぎぃゃぁぁぁぁ!」
コソコソと食べ物あさるその後ろ姿が気持ち悪いんじゃ!!
「レミ●のおいしいレストラン、憧れるな。」
意外に夢見てるのか?
夕青ってバカか?
あーもう!
今夜は落ち着いて眠れんわ!
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