3波

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「んだよ。ネズミじゃん。」 彼の拍子抜けした声に、私は涙声が出る。 「ソイツが原因なの!私はネズミが嫌いなの!」 少し考える素振りを見せる夕青。 不意に、ニヤリと笑うと私の手首を掴んだ。 「嫌いなのか?ふぅん。」 言ってるそばから、夕青が私をキッチンにムリヤリ連れ込む。 「ぎぃゃぁぁぁぁ!」 コソコソと食べ物あさるその後ろ姿が気持ち悪いんじゃ!! 「レミ●のおいしいレストラン、憧れるな。」 意外に夢見てるのか? 夕青ってバカか? あーもう! 今夜は落ち着いて眠れんわ!
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