~Prologue~

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家では何時も寝ている。 親に「出てこい」って言われても気にしない。 なんで言う事を聞かなきゃいけないの? ただいいなりになるだけは嫌だ。 時間は無情にも過ぎて行く。 夜になれば文句は言われない。 簡単に言えば自分だけの時間って所かな? 僕は窓から空を見上げた。 まんまるの月。 今日は満月の様だ。 それを見ていた僕は 靴を履いて窓から抜け出した。 窓からは、ロープが垂れ下がっていた。
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