どこでもドア

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まず、この道具の原理を考えるとワープ装置に近い物になるはずです。 『空間と空間を接続する』というのは、物理的にも完全に不可能です。 ですので、行き先にワープする という考え方の方がまだ現実的です。 ですが、実際に物質をワープさせるというのは、物質を粒子化し、それを特定の場所に転送する という技術が必要になります。 この技術を使用した場合、転送前と転送後で物質の形が異なってしまう可能性があります。 例えば、人を転送した場合、「腕の位置が違う」や「○○が消えた」などが起こり得ます。 実際は非常に危険な機械です。 『未来の物だから』と言われて納得する人もいると思いますが、これだけは断言できます。 『空間を操る技術は、22世紀程度の技術力では不可能』です。 現代でも、『空間』に関しては何もわかっていないからです。 以上になります。
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