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???
「これは、なに?男の子?」
目の前にはコードで繋がれた男の子がいた。
「君がボクを呼んだの?」
『音声登録完了』
「えっ」
そう言うなり、いきなり動きだした。
「うわぁ。なんだこれは」
「そいつの正体を知りたいか」
どこかで聞いた声。そう、ボクを追いかけ回した隊長の声だった。
「何だよ~。しつこいぞ!」
「そいつは、人間じゃないぜ。精巧に出来たアンドロイドだ」
(無視された)
「そして、こいつを動かす動力は~ってあれ、動いてる」
男は少し驚きながら「ま、まぁ動いてる方が都合がいい。ロボット、命令だ。あのガキを潰せ」
ロボットは全然動かない。
「命令だ潰せ!」
それでもロボットは動かなかった。
「クソッ。仕方がない。構え!!」
そう言うなり、銃がカルのほうを向いた。
「撃てー!!」
「助けてー!お父さん、お母さん!」
バーン。
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