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君との別れの時
私は泣くまいと 心に決めていた
笑顔で さよならしたいから
次 会えるまでの さよならと言う 言葉の約束
けたたましく響く 電車の発車ベル…
閉まった窓越しの
「ありがとう」
ちゃんと君に届いたかな？
小さくなっていく君の姿…
見えなくなるまで 見続けた
今なら 泣いてもいいかな？
少しだけ…少しだけ…
周りの人にバレないように
荷物抱え込んで うつむいた
その時 届いた君のメール
いつもより長く 優しい言葉の文章
『ありがとう』
と、私は 何度も何度も心でつぶやいた
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