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月がこんなに綺麗なんだから散歩しに外に出かけてみることにした。
月を見ながら歩いて行くとそこに一本のさくらの木が見えてきた。
その木はこの町の一番古いさくらだった。
いつから立っているのかはだれにもわからないらしい。
親に聞いても
「わたしたちが生まれる前からあるからわからないんだよ。」ってしか言われなかった。
木の下まで来た。
この木には、いろいろな思い出が一杯ある。
小さい頃はこの木でよく遊んだ。
木登りしたり、まわりで駆けっこしたりした。
そんな日々をこの木とすごしてきた。
それから何回の月日が流れて、そしてあの人とここで出会った。
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