僕等の恋

3/4
前へ
/21ページ
次へ
「まっ…」 手で顔を防御した 「だって…嘘だもん」 「何が?」 まさか、史が僕の事好きな はずがないと 胸に唱えた 泣きそうになった 目に涙があふれんばかりに たまった 「何が?何が嘘なんだ?」 「だって史が僕を好きなはずないもん!僕も史も男で好きになるはずない!同性なんて…」 思っていたことを吐き出すと 涙が止まらなくなった ぼろぼろとほおからこぼれ落ちた 「ふみぃ…僕も史がすきなんだ」 涙をぬぐった いくらぬぐっても落ちてくる なんでだろう…
/21ページ

最初のコメントを投稿しよう!

61人が本棚に入れています
本棚に追加