60人が本棚に入れています
本棚に追加
/21ページ
でも、席が隣だ
しかも、まだ教科書を
渡されてないから
僕と一緒に見なくちゃならない
なんか気まずいな
保健室でやすもうかなぁ
「九原…」
倉木が話し掛けてきた
僕は、思いっきり
にらみつけてやった
「別にばらすつもりねぇよ」
その一言で
恐い僕の顔は、溶けてしまった
「なぁ…」
「なっ…何?」
「そのかわり俺の犬になれ…」
い…犬?
それならバラされたほうが
ましなのかも…
「倉木…それマヂで?」
「かわりに守ってやる」
強きにいわれて
断れなかった
最初のコメントを投稿しよう!