悪魔登場

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でも、席が隣だ しかも、まだ教科書を 渡されてないから 僕と一緒に見なくちゃならない なんか気まずいな 保健室でやすもうかなぁ 「九原…」 倉木が話し掛けてきた 僕は、思いっきり にらみつけてやった 「別にばらすつもりねぇよ」 その一言で 恐い僕の顔は、溶けてしまった 「なぁ…」 「なっ…何?」 「そのかわり俺の犬になれ…」 い…犬? それならバラされたほうが ましなのかも… 「倉木…それマヂで?」 「かわりに守ってやる」 強きにいわれて 断れなかった
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