現実

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えー…、俺行きたくないんですが。 まぁいつもの事だし、仕方ない。 「OK。それじゃ若村、そこまで案内よろしく頼む。」 こうして若村の知っているゲームセンターへ向う。 ゲームセンターまでの道のりは、結構シンプルだった。 ファミレスから出て一直線に走り、右に曲がったところだった。 しかし時間は…、一時間以上費やした。 シンプルな道のりだが、時間はかかる。 「若村…、本当にここで合っているのか?」 俺は到着したと同時に、店を見た。そして不思議に思っていた。 「ここで合っているよ。」 まぁ若村がこう言っているし、大丈夫だろうな…。俺の勘違いだろう…。 そして俺達は店内へと入る。 あまり人気が無い店だろう。客の姿がほとんど見受けられない。しかしゲームの機種は最新だ。 若村って…、結構穴場を知っているんだな。 「先輩!あのゲームやりませんか!」 そう田木は、指をさしながら言った。 指の先には、銃の形をしたコントローラーがあった。 ゲームの名は『A dream and a real border』と、書いてある。 しかも面白そうなゲームだった。
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