感覚

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感覚

俺(野田)と平片さんのペアで大丈夫なのかな? まぁいいや、細かいことは気にしない。 さて…、ここは何処? 「平片さん、ここ何処ですかね?」 「いや、俺に聞かれても分からないんですけど?」 「そうっすよね…。」 俺は半笑いで答えていた。 見渡す限り、廃墟と化した病院だろうな…。 そこのインフォメーションかな? その中を調べている。 俺はその中の薬物的な物を見ているけど、さっぱりわからない。 てか…、電気も付かない所で見ろって言われても、見れないんですけど? ライター持ってたからいいけどさ…。 見れたといってもこの文字…、日本語でも無いし英語でもない。 むしろ、俺達の住んでいた地球にはない、文字が使われている。 やっぱ平片さんの説…、地球じゃないのが正しいのかな? そして、平片さんは別の物を見ている。 なんか棚の中に、並べられている資料。 見ても分からないんだろうな…。 「野田。ちょっと来てくれ。」 「へ?なんかあったの?」 俺が振り向くと、平片さんが頷いた。 いきなり話しかけられたから、ちょっと驚いた。
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