第十四章~奈緒と亜稀葉~

16/22
前へ
/160ページ
次へ
亜稀葉sideー 南…彼女いたんだ。 そりゃそうだよね… 南モテるもんね… 小さいころからそうだった。 南は男女関係なく優しくて、 いつも他人優先だった。 1つ年下だけど、 あたしは南が好きだった。 自分の気持ちに気付いたのは、ずっと小さいころだった。 絶対南と結婚する これが小さいころの夢だった。 南が一人暮らしを始めて家を出た頃から、あたしの心にぽっかり穴があいた。 早く気付いてよ、南…
/160ページ

最初のコメントを投稿しよう!

135人が本棚に入れています
本棚に追加