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｢あの‥｣
｢え？｣
振り返ると、奈緒に少し似た背の高いショートヘアーの女の人がいた。
｢もしかして‥南くん‥かしら？｣
｢は、はい‥そうですけど‥｣
｢ああ、やっぱりあなたが南くんねっ、奈緒の姉の奈優(ﾅﾕ)です。奈緒から話はよく聞いてました。｣
｢は‥はあ‥｣
｢この子ね、あなたに会いに行こうとしてたみたいね｣
｢‥え？｣
何で俺なんかに会いに？
どうして‥？
奈優さんは、一瞬奈緒を見てから話し出した。
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