序章【行方不明】

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陸「やっぱり確かめるしかないよな!!」 その日の夜 午後11時00分 学校・・・・ 陸「今日は満月かー、なんか不吉な予感がする・・・」 学校の裏門の前で独り言 自分の携帯を開きマナーモードに切り替える。 陸「えっと今は・・・23時13分か」  「よっし行くぞ~!!」 門をよじ登りなかへ 静かに歩きながら辺りを見回す、、、 とりあえずひとけは感じられない。 陸『時間もまだあるし・・・少し待つか』 そぅ思い、暗い校舎を背に昇降口まえの微妙な段差に座る 陸『よく夜の学校で、肝だめしかなんかやってみてーって思ったけど・・・・』  『やりたかねーな、だからこそ肝だめしなんだろーけど』 陸が待っている間、校舎が幾度となく キシッ・・・・ピシッと音をたてる。 まるで、学校全体が喜びの歌を歌っているかのように・・・・ そして、その時間はやってきた・・・・・
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