Sweet pain teeth

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お医者様はため息をついた 「君は…あれだけ言っても分からなかったの?」 お医者様の冷たい目 震える。私の手が足が唇が 恐怖に震える 「わ、私はただ、あな…たに会いたかったの…」 見て、今日は新しく買って貰った赤のワンピース 白いフリルが素敵でしょう? お揃いのヘッドドレスもほら、 あなたに会うために揃えたのよ お医者様はいきなり診察台を倒した また近くなる 二人の顔が 「リディは悪い子だね」 「違う…違うわ」 遠くで聞こえる 口を縫われてる人の叫び声 「違う、違うの、私は」 「悪い子だ」 「違う!!!違うわよ!!!」 パシン、と私はお医者様の頬を叩いてしまった 「痛いよ、リディ」 そう言うお医者様の顔は笑っていなかった 「僕だって君の可愛いお口を縫うなんてしたくないんだ」 でも 「仕方ないよね」 す、と目の前に出された縫い針 「い、や…嫌!!」 「黙って、お口を閉じて」 「嫌よ!!!やめて!!」 「リディ」
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