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藤ヶ岳山にのぼる興一同。
鬱蒼と生茂る草木をかきわけ、必死に頂上を目指す。
猫1『おい、興。ここは迷い道だ。むやみに歩くと迷うぞ』
興『そうだったね。ねぇ、頂上に向かう道はどこかな?』
興はすぐとなりにあった樹に優しく話しかけた。
木1『頂上? どこら辺にあったかな?』
木2『ここから東に進むと砂利道に出る。そこから行けばいい』
興『ありがとう!』
早速興は東に進む。しばらく歩いていると、大きな砂利道にでた。
そこには大きくタイヤの後が残っており、それは頂上まで一直線に続いていた。
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