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またね。君はいつものように、
僕に言って、泣きそうでいて、
堪えてるように、微笑んで、
僕に手を振った。
僕もいつものように、
君に『またね』と言った。
またねなんて言いながら、
その後も先もないのに…
僕も君に手を振ってみせた。
君が、『じゃあ』て背中向けた時に、小刻みに震えてるのを、
駆け寄り抱きしめたくなる衝動にかられながら、
ギュット伸ばしたかけた腕を止めた
またね
うんまたね。
これから二人は、別々の道を、歩いていく。
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