仁王雅治

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「あのね」 「うん」 「髪下ろした仁王って」 「悪人面になるよね」 「………」 彼女の突然の言葉に少しショックと驚きを覚える。 「何で、悪人面なんじゃ?」 「んー何となく」 その言葉と同時に彼女は座っている俺の後ろに回り込み、その細い両腕で抱き締められた。 香る彼女の匂い。
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