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「葵!!」
振り向くと、見知った男が立っていた。
名前は水仙寺 葵
俺と拓也とは中学からの仲だ
一応、親友と呼べる間柄だな
コイツを一言で言い表すと…
完全人間
容姿端麗、成績優秀、スポーツ万能、更には音楽や芸術にも長けている。
しかも、誰にでも分け隔てなく接っせれる性格な為人望があり、女子にも絶大な人気を誇る。
何故そんな奴が俺達とつるんでいるのかは、俺にもわからない。
不思議な奴だ
「ねぇ葵~、聞いてよ~」
拓也は先程の事を葵に話した。
「ふむ…」
葵が何やら考え込んでいる
すると…
「葵も一緒に行こうよ♪」
拓也はとんでもない事を言い出した。
コイツ馬鹿か!?
まあ常識人の葵ならこれくらいは軽く断って…
「いいよ。」
ハィ?
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