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二宮 隣
梨華とは親友の間柄だ。
身長は155cmと小柄な女の子。
性格は梨華と真逆で大人しく、人見知りが激しいらしい。
現に俺も梨華以外にこの子が他の人と話しているのを見たことがない。
容姿もいいので、隠れファンクラブもあるらしい。
そんな女の子が何故に梨華みたいな暴力女と仲がいいのかは不明だ。
「いや、隣は連れて行かないほうが…」
「何で?」
梨華が聞いた
「いや、こんなか弱い女の子をあんな場所に連れて行ったら危ないだろ」
「んじゃあ、あたしは?
あたしもか弱い女の子だよ?」
うわっ!?自分で【か弱い】って言ってるよ…
「どこが?
てか、お前は大丈夫だろ。
頭を撃ち抜いても死にそうにないしな」
「ちょっと!どういう意味よ!」
梨華が怒っているが、まあ無視するとしよう…
とりあえず、隣に聞いてみた。
「本当にいいの?」
「…大丈夫。」
「何で行くことにしたの?」
「梨華に誘われた。
後…瞬君がいるから…」
後で聞いた話なんだけど、梨華曰く、隣は俺に好意をもっているらしい
俺の何処がいいのやら…
「これで5人か…
まあ後は僕が適当に人数を集めるよ」
と、葵が言った。
「とりあえず、今週日曜の夜7時に学園前集合ね~♪」
その拓也の一言で俺らは解散した。
そして、たどり着く…
あの地獄の日に…
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