言雪(コトユキ)

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溢れる泉の様な とめどないこの想いが いつか雪になって降ったなら ほんの少しでも あなたの心に積もるのでしょうか それとも あなたは雪に気付きもせず 私の横を通り過ぎるのでしょうか 私は ただただ 雨雲ひとつ知らずに晴れ渡る その心が 憎いのです 私の心は あなたでいっぱいなのに、と
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