少年陰陽師

日常

安倍邸で過ごすようになってから、日常的な事というより奇怪的な事によく慣れるようになっていた。

やはりというのか、平安時代と暁美のいた時代では生活というのがまったく違ったりするので、戸惑うことの方が多かった。

晴明による計らいのためか、暁美に青龍がつくようになった。天一は自分から暁美の所に来てくれたので、話をしたり平安時代の事、そして常識的なことを教えてもらってたりした。

晴明からは陰陽師の術の教えを受けたりしていて、覚えなければならないことが多かった。

そして、これは当然というのか青龍との喧嘩が毎日起きることとなった。

他愛もないことですぐ喧嘩が発生してしまい、誰かが止めるまでそのままでほうっておかれるのが日常となってしまった。