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桜の花びらがやっと落ち着いたので、ブレザーについた花びらをとっていた。綺麗なのだが、たくさんついてしまっていた。
「あれ?ここは・・・?」
桜の花びらを取り終わり周りを見てみると、桜と学校がある場所には何もなくただ見たことがない邸があるだけだった。
周りを見て唯一あったのが貴船の神社らしきものがあった。自分が知っている貴船の神社とはどこか違っていた。
行くあてはないので、一応行ってみることにした。行かずにいるよりはましだろう。
ということで、奥へと進むこととなった。
実際に奥へと進んでみると自分の知っている道とはまた違っていた。どうして違うのかは深く考えないことにした。理解が出来るとも限らない。
そんなことをうつらうつら考えていると、大きい岩がある場所へと着いた。巫女なんてものをやっているせいか、ここには何か力を感じる。
「よく来たな」
一瞬目をそらしていたうちに、いつの間にか岩に人が座っていた。だけどなんとなくなのだが、人ではないことが分かった。
「お初見お目にかかります」
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