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「んじゃ、取りあえず委員長は決まったな。次、副委員長。」
何人か手が上がる。
なんで副委員長はやって委員長はしないんだよ。
楽しようっていうんだね。
「あー…じゃあジャンケンか何かして決めてくれ。その間に他の委員会な…やりたい奴、前に名前書け。」
先生、ダルそうだな…
もう少し真面目にやってくれないかな。
「書いたか?かぶってる所は話合いやジャンケンや適当に決めてくれ。」
本当にやる気ないな、この人は…
「ふぁぁ…」
欠伸までして…
教師としてどうなんだ。
何でこんな人が先生や生徒に人気なんだ?
「おーっし、大体決まったな。席に戻れ。」
バラバラになって喋っていた奴らを席に座らせて先生は教卓の前に立った。
「んじゃ、委員に決まった奴ら。コレから責任持って頑張れよ?サボったりしたらペナルティ与えるからな。」
「はあ!?何でペナルティ受けなきゃいけねぇんだよ!!」
委員に決まった成績目的の奴らのブーイングが飛ぶ。
「当たり前だろ、これは与えられた仕事なんだ。」
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