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「嘘ッ、だ、て…」
「槙は死んだのだから?」
「ッ…!」
男がサングラスを外す。
現れた顔に、更に來の顔が青白く変化する。
「ぁ、ぁ…」
「痛かったなァ…死にそうになったよ。」
「嫌…嘘だ…ッ、なん…で…。」
ポロポロと涙が溢れる。
絶望に追いやられた、そんな顔。
「まァ、レイプした俺等も悪かったんだけどよ。」
そういう男の目元は、酷く火傷をしていた。
恐らく右目に光はないだろう。
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