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ケーキ屋を出て次へ向かう。
星野
「おだんごの行きたい動物園ってここ?」
うさぎ
「うん。入場料は無料のペットショップ」
星野
「結構広いなぁ~」
うさぎの言った動物園はペットショップ。
うさぎ
「あ~見てこのワンコ♥」
星野
「ウェルシュ・コーギー?」
うさぎ
「コーギー可愛いよねっ♥」
星野
「オレこっちの方がいい🎵」
うさぎ
「パグだぁ~。この顔いいよねっ。目が大きくてウルッとしてて💕」
星野
「目が大きいのならこっちにもいるぜ?」
うさぎ
「チワワぁ~♥可愛いぃ😆」
星野
「なんかヒョロいな💧」
うさぎ
「それが可愛いんだよぉ」
星野
「おだんご。………。こいつ欲しい。」
うさぎ
「ミニチュアダックスフンド?可愛いよねっ。足が短くてヨチヨチだよぉ~。」
星野
「違うよ。そっちのワンコじゃなくて、こっち。」
うさぎ
「このワンコ星野のこと見つめちゃってる💕」
星野
「こいつ欲しい。買ってあげようかなぁっ。」
うさぎ
「えっ?急に?でもこのワンコ、安いほうだけど、3万だよ?」
星野
「3万くらい安い安い🎵」
うさぎ
「【星野ったら可愛い♥ワンコと見つめあっちゃって。】」
星野
「お前3月21日生まれなんだな🎵後で祝ってやるからなッ?」
うさぎ
「後でってホントに買うの?」
星野
「なんかこいつ寂しそう。オレ飼いたい。」
うさぎ
「大気さんたちはいいの?」
星野
「大丈夫。この可愛い目を見れば💕」
店員
「こちらのワンちゃんをご購入いたしますか?」
星野
「はい。お願いします。」
うさぎ
「もぉ~。星野ったら♥」
店員
「こちらのワンちゃんは女の子ですので、トイレなどを買ってあげてください。」
星野
「女の子かぁ♥(笑)」
うさぎ
「【子供みたいっ星野🎵】」
店員
「お会計3万5千円です。」
星野
「この5千円貰っといて?」
店員
「困ります……。」
星野
「いいから😉御釣りも🎵」
首に小さなピンクのリボンが付いたミニチュアダックスフンド。茶色い毛をし透き通る綺麗な目をしている。
ワンコのために、5千円余分に払い、おつりなしの星野は幸せそうだった。
星野
「オレ達がお前の家族だからなっ?」
うさぎ
「そうだよぉ♥」
星野
「おだんご。ちょっと抱っこしてて?」
星野は必要なリードー、トイレ、遊ぶオモチャを買う。
うさぎ
「じゃあマンション帰ろ?ってペット飼っていいの?」
星野
「オレ達のマンション。ペットOKなんだ♥」
うさぎ
「そうだったんだ。」
星野とうさぎ、そして新しく家族になるワンコはマンションへと帰っていく。
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