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そんな時だ……。
トンネルを入って少しすると外に、赤い着物を着た髪の長い女の人がボゥと立っていたのだ。
そのトンネルは人里から離れてるせいもあり、歩道がないはず…
何故あんな所に?
そう思い後ろの窓を見たが女の人は何処にも見当たらなかった。
少しばかり怖くなり
カーテンを締めた。
その後、寝るなりすればよかったのだが…
何故か反対側の窓に目をやってしまった。
今度はトンネルの中の窪みらしい所に目がいった。
そこには、先程の女の人と同じような着物を着たオカッパ頭のような少女が何か丸いものを持って座っていたのだ。
そして
先程同様に後ろの窓から
確かめたが……………
そこには誰もいなかった。
流石に恐ろしくなり泣き出してしまった。
周りの友人に慰められました。
彼女達は親子か何かだったのでしょうか…
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