perfume

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「まじで?」 「あぁ。………で、その相手の女の子って誰?」 「それが、何も分からないんだ………」 「は?」 「だから名前知らねぇの」 少し切れ気味に答えた 「じゃあその子の特徴は?」 「特徴?えーっと…………髪は黒くて腰くらいまであって、目が大きくて、背が高くて…………」 覚えてる特徴を全て言った 「あー。C組の萌花のことか………」 「え?」 「田宮萌花」 「拓斗知ってるの?」 「塾が同じなんだよ」 「へー………」 「あれ?」 「どうした?」 「萌花彼氏いなかったはずだぜ?」 「は?神山先輩と仲良く学校来てたけど?」 俺はびっくりして前に乗り出した すると何か思い出したかのように拓斗は笑い出した 「くくっ(笑)」
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