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掲示板を見るとクラスが書いてあった。
私と桃は一瞬にして抱き合った。
「も~も~!!」
「れんかぁ♪」
クラスが一緒だったのだ。
嬉しくて、会話を弾ませながらこれからの高校生活を夢見、描いていた。
自分達のクラスに入り、出席番号順に席に座る。
私と桃は名字で並ぶと昔っから席が近くなる。
咲 恋歌
佐倉 桃
桃とは小学生の時から気が合うし仲がいい。
私の中では一番信頼出来る友達。
小学校も中学校も桃と過ごした思い出ばかりだ。
「やっぱりウチらは運命っしょ!!」
と笑いながら話し込んでいると、女の先生が教室に入ってきた。
「はーい!皆さんこっち向いて!ー!!」
ざわついた教室は一気に静まり返った。
だって、だって、凄く美人な先生なんだもん。
多分みんなも同じ事思ってるんだろうなと感じた。
「これから入学式が始まりまーす!!名前を呼ばれたら、大きな声で返事して下さいね★では、体育館に向かいまーす!廊下に出席番号順で並んで下さーい」
それから少し長い入学式が行われた。
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