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膝の上の戒君を抱き上げて、一緒に葵君の隣に腰掛ける。
葵君は突然の訪問者(?)に少々驚きながらも不思議そうに見上げてきた。
「葵君、さっきヤツ何て歌なんだ?」
「あぁ、あれはもみじまんじゅうのうたや!おれがさくしさっきょくしたんよ」
「(やっぱ題名はそのまんまか/笑)へぇー葵君が作ったんだ!葵君凄いなー」
「えへへ///あっ、ほなこんどはせんせもいっしょにうたおうや!」
「へ?お、俺?いや、俺は遠慮しとこうかなーなんて…」
「せんせ…おれとうたうん、いやなん?」
小首を傾げ僅かに潤んだ瞳を向けられる…そう、まるでア●フルのチワワのようなその仕草に、俺はノックアウトされた。
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