落ちこぼれってやつよ

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倫「もち、サボり」 オレはそう言いながら彩香に向けて 親指を立ててやったぜ 彩香「いつもいつも、あんたを連行している私の身にもなりなさいよ!」 どうやら、先生に連行してこいって言われたみたいだな どうせあんな授業ひまだし寝てたほうがいい 倫「だって午後の授業って魔法の練習だろ 魔法の使えない落ちこぼれのオレがそんなのに出ても意味がない」 そうそう、オレは眠いんだ 彩香「嘘つき・・・・・・」 急にこの場の空気が変わった 彩香「あんたが実力を隠してる事くらい私はわかってるのよ! 孤児院にいた時あんなに魔法が上手かったくせに・・・・・・・」 そう、オレとこいつは孤児院出身なのだ
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