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もう寮の近くの道まで来ていた
そこは人気がほとんどない
だから、彩香は考えた
想いを伝えるなら今だと・・・・・
この想いは彼に届かないかもしれない
でも、届けようとしないよりましだ
決意を決め、沈黙を破る
彩香「・・・・・・私ね、最近がんばってる事があるの」
突然切り出された言葉に動じる事なく、倫はその聞く
彩香「それはね、素直になること
大好きな人のために・・・・・・」
倫は薄々、こういう空気になることをわかっていたかもしれない
彩香「まだまだ素直になれないかもしれない
でも、これだけは伝えたいの」
彩香の胸の高鳴りは最高潮に達していた
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