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そして、どちらとともなく二人は離れる
倫「帰ろっか」
彩香「うん」
二人は優しい雰囲気に包まれながら寮に戻って行く
物影で、その様子を見ていた二人がいた
雄太「いいのか、なんかいい感じになってるけど」
ラディア「いいんですよ、今は
まだ私と同じ、スタートラインに立っただけですから」
雄太「って事は、ラディアも同じように言われたのか?」
どうやらこの二人は最初から見ていたらしい
ラディア「さーて、どうでしょうね?」
紛らすように逃げる
雄太「まっ、言わなくてもわかってるけどな」
そして、二人も寮に戻っていく
もう、夕日は沈み、夜を迎え、この日は過ぎていった
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