落ちこぼれってやつよ

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倫「それじゃ殺るか、雄太」 雄太「OK、準備はいいぜ」 雄太の手にはレイピアほどではないが細身の剣が握られていた 彩香「倫、あんた漢字が違うわよ、何、本気で殺し合いしようとしてるのよ!」 外野が五月蝿い戦いが始まれば静かになるだろうからシカトしとこ 倫「出てこい、鮮血刀血桜(センケツトウチザクラ)」 倫の手に出てきたのは、刀身が真っ赤・・・・・いや、とても綺麗な血の色をした刀だった その刀は見とれるほど綺麗だったが邪々しいオーラが放たれていた 雄太「相変わらずらその刀を見ると寒気がするわ」 倫「お褒めの言葉有り難う、いくぞ」 そう言った瞬間、倫達を見ていた彩香の目からは二人の姿が消えた 彩香「えっ?何処?」 姿は見えないものの剣がぶつかり合う音だけが聞こえた
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