―プロローグ―

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「ごめんね、カッチャン」 それだけ言って、留守電は終わった 声の主は、南美亜梨沙。一つ年上の彼女だ  亜梨沙は、その留守電だけを残し消えた 捜索願も出したが何の手懸かりもなく、数年が経った 彼女と出会ったのは大学入学の春、桜が満開の日だった…
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