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( ゜∀゜)「汚ねぇもんだよなぁ……」
華の都、と人は言うけれど実際は町並みこそ綺麗たれ悪臭漂うのは何とも皮肉としか思えない。
( ゜∀゜)「村に比べたら空気も悪いな。」
そして、ここに故郷を捨てた男が一人。
( ゜∀゜)「…あんな村、絶対に戻らねえ!絶対に近衛銃士隊になって俺は成り上がってやるんだ!」
拳をかざし空に向かって叫ぶ彼を道行く人は「春の病」として見ている。
そして彼と同じ年頃であろう若者が二人。
(´ω`;)「なんだか、危ない人が居るお…ドクオ」
('A`;)「毎年この時期になると、あーゆうの沸くんだよな……関わらないでおこうぜ……」
( ^ω^)「……そうだお!早く試験会場に行くんだお!!!」
他人の目を他所に彼は更に昂りを見せていた。
( ゜∀゜)「おっぱいに誓って!!!俺はああああぁ!!『エイ!エイ!おっばぁぁぁあい!』」
( ^ω^)「くわばらくわばら、肝に命じておこう」
('A`)「絶対にあのようになったら負けだ、おしまいだ」
二人は街並みから見える王宮の方へと歩いていった
( ゜∀゜)「俺はぁ!銃士隊に入るんだああああ!」
物影からそれを見るのは話の中心である銃士隊のメンバーであった。
( ´_ゝ`)「………あれか。付近住民からの通報の対象というのは」
(´< _`)「……らしい。それにしても酷い。早急に取り押さえるぞ」
( ´_ゝ`)「合点承知の助でござるよ」
( ゜∀゜)「ちょwwおまwwwなにす(ryアッー!!!!!!!!!」
( ´_ゝ`)「このっ!動くな暴漢め!」
(´< _`)「神妙にお縄に捕まるが良い!」
( ゜∀゜)「ぅぐぉおぉぉぉおぉおっ!」
銃士隊に成るつもりが銃士隊に取り押さえられたジョルジュ。
果たしてどうなる。
続く
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