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「気が変わったら言ってね!」
そう言って笑う優子は、すでにバスケ部に入部している子のようだった。
そうこう話しているうちに下車する駅に電車が到着した。
間に合わないとはわかっていたが少しでも早く行こうと思い、電車を出た瞬間から二人は必死で走った。
学校に到着すると、まず正面玄関前に貼られているクラス分け表から、自分の名前を探し始めた。
端から順番に目を通していく。
「どこかな…。」
ドキドキしながらクラス分け表を見た。
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