クリスマスイブ

4/7
前へ
/10ページ
次へ
「ん?コレは背負えばいいのか?これで背中に火が点いたら笑いモンだぜ」   「ちょっと苦しいわね・・・あ、調節できるのね。でもなんで首輪なのかしら・・・」   いつのまにかお届け物は霞王と詩歌の手に渡っていた。   慌てて装備を外して戸惑っているふりをする。   しかし、二人はそんな大助を気にも留めず睨み合っている。   「てめぇ・・・何時ぞやの脱走どんだけ大変なことになったか分かってんのか?ブッ殺してやる!」   「特撮金髪のくせにピーピーうるさいわね!無礼者!」   「え?あれ?俺放置?まあいいや、これはチャンスかも・・・」 そういい残して大助は木陰に消えていった。
/10ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6人が本棚に入れています
本棚に追加