クリスマスイブ

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その間にも不毛な言い合いは続いていた。   「まったく、血に飢えたガキは見苦しいのよ 引っ込んでなさい!」 「なっ!?ガキって言うな!大体見苦しいのはどっちだ空気ヒロインのくせに!この雪女!」   「ああ、あなた血じゃなくて男に飢えてるのね?だったらあなた前にお似合いの男連れてたじゃない、あのやられ役っぽいのはどうしたのよ。キリキリとか言ったかしら?」 「て めぇ・・・・よくも・・・」   「あと、あの時の顔芸も面白かったわよ?あれは持ちネタなの?」 「ブッ殺す!!」   ズガァン!! 『!!!』   「二人ともやめろ、見苦しいぞ」   「かっこうくんは引っ込んでて!!」 「てめーは引っ込んでいろ!!」   「霞王!勝手な事はやめろ!」 「引っ込んでろっていってんだろーがっ!うるせーんだよ!!」   「グハッ・・・」 霞王が爪を振り下ろし、カッコウは遠くへ吹き飛んでいった。   「カッコウくーーーーーーん!!!」
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