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春を駅前の公園に降ろし手を振り笑顔で別れた。
しかし家に帰る気持ちにはなれなかった。
(こういう時は隼人に電話。)
ﾌﾟﾙﾙﾙｰ、ﾌﾟﾙﾙﾋﾟｯ
「はい隼人～♪」
隼人がいつものセリフで電話に出る。
「お前は相変わらずテンション高いなぁ。」
「今日はどうしたぁ？」
「今から走らねぇか??俺が単車出すから。」
「走る走る♪じゃあまた倉庫前に集合な。」
「了解ｯ!」
いつもの少ないやり取りで電話を切った。
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