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篠崎が机に手をつき、机と篠崎にはさまれて、身動きができない。 うっ…、ちっ近い…。 篠崎が見つめながら、近づいてくる。 なんか…、夢でこんなシーンあったかな、とぼんやり思う。 「逃げないの?」 「え?」 頭が動かない。 うっとりと、篠崎の口元を見てしまう。 「お前、本当にヤバイから。」 と、篠崎が呟いて。
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