2

5/6
前へ
/43ページ
次へ
唇が重なる。   「ん…。」 声が漏れる。   ざわざわと鳥肌がたつ。 キスだけで、気持ちいいのは、はじめてで。   篠崎の唇、気持ちいい…。   キスがだんだん深くなる。  私は篠崎のキスに、夢中になっていて気付かなかった。   ガラッ。   「真由~。お待たせ~。 うっひゃ~!」   唇が離れ、篠崎が教室を出ていく。   真由はキスの余韻で、ぼ―としていて。    
/43ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1306人が本棚に入れています
本棚に追加