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篠崎 Side。     何故そんなことになったのか、わからないが。 霧が晴れたように、松井の視界に俺がうつるようになった。   今までは意識をされてないのが、自分でも痛いほどわかっていた。   それが最近は、松井が近くにいると、空気がピリピリする。   眼差しが熱い―。 あの目だけでどうにかなってしまいそうだ。    
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