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その日も。   妄想視線で、篠崎を見ていたのかもしれない。   目が合ってしまった!!!  ドキドキドキドキ。   心臓がヤバい!! 目が離せない~!!   それに何故だか、篠崎も目を離さない。   なんなのよ~、早く向こう向いてよ!   心臓やばい~!壊れる~! 私、変~!!!   自分から反らせばいい話なんだが…、ヘビに睨まれたカエルのように、目が反らせない。   篠崎が視線を反らし―。   やっと、解放される。   なんなのよ、もう…。   おかしい―。    
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