‡Blue‡

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何にせよ間に合わなかったわけで…… 3人は教室の前で立ち往生していた 考えていることはみんな一緒である     [入りづらい…] たったそれだけ しかし3人にとってはとても大きな問題だ 「これからどうしよう…」 不安気に桜が呟く 他2名も力無くうなだれる そんな3人の背後に何やら黒い影が近づいてきた 「おっ? お前らウチのクラスの生徒か?」 3人はビクッと体を震わせて反応した そして恐る恐る、3人まったく一緒のタイミングで声のした方向にゆっくりと振り向いた
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