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夢枕獏さんの「陰陽師」について
夢枕獏さんの書かれた小説で、安倍晴明を主人公とした作品がありますが、そちらについて。
劇中では晴明と博雅はとても仲睦まじく描かれていますが、歴史上ではおそらく「会ったことがある」程度だったであろうと言われています。
何故なら、源博雅は殿上人、そして安倍晴明は殿上人お抱えの陰陽師だったからです。
他にも、安倍晴明と源博雅はいつもお酒を飲んでいますが、史実の晴明も酒が好きだったのか、始末書問題にさえなっていたのだとか。
また、大きな特徴は、式神をつかっていたか、そうじゃないか。
「陰陽師」ではいつも「蜜虫」などの名前の式神が登場しますが、今考えられている史実では「式神は使えたが、あまり使わなかった」とされています。
ですが、「陰陽師」に限らず、昔から伝えられている安倍晴明に関わる話には、式神に限らずそう言った神秘的な話は沢山あります。
それはきっと、安倍晴明にはそうまでされるほどの実力があった事を物語っているのでしょう。
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