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イモータリス
もし明日君にブッ刺されても全然構わないんだ
僕の性感帯は君の皮膚にあるんだから
何でも全然許しちゃうんだよ
明日急にこの目が見えなくなったら
君に耳をあげるよ
明日急にこの足が動かなくなったら
腕をチョン切って
君にあげる
もう僕には要らなくなったものだよ
中途半端は一層排除していきたいんだ
この脳髄(ムネ)なら放置しておけば
勝手に裂けて中身をぶち撒けるだろう
君が 君が
僕を望んでいたのは知っているさ
透明な箱のように振り絞って
揺らして殺してくれよ
君が何処までも終っちゃってしまったら
刻んで捨てていって
其で 其で
僕は何にも構わないんだよ
明日 何か
白いものが僕らの全部をかっ拐って往ったとしても
それはそれで構わないんじゃないかって
何処までも緩やかに
そう思っているよ
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