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迷子の空は今日も群青
不埒な気持ちは
目前の壁に
在りもしない批評を綴る
見せたい気持ちは
鉄壁の大人に
間違ったホームへ運ばれてしまう
優柔不断で悪いか
真夜中午前零時過ぎたら
引き返せない今日に変わる
如何にか生きても
正しい判断は出来てない
だって
世界が見える程背は高くない
風評に逃げ惑って袋小路に突撃した
こんなもんじゃないと握り締めたあたしの人生
春の匂いは
まだ遠い完璧を急かす
状況の変化に対応出来てない
先ずは平行線の彼等と話し合おう
多少の妥協も人生必要さ
如何にか生きてみているが
理想とする處は無い
何て
最早其れ自体青い群像
閉ざされた路地裏で
睨み上げた先には雲と太陽に添えられた群青の色
何処までも青く抜ける藍色の声
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