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とても綺麗な顔立ちで長身なのに細身な身体
青髪に青マフラー。青が印象的な男性
これは…ボーカロイドのKAITOだ…!
どうしてこんな場所に座っているの?まさか死……?例え人形だとしても心配だ…
「あの…っ大丈夫ですか…?」
おずおずとした手付きで細身の身体を揺らした。反応が無い…どうしよう…
「ふあー…っ」
また揺らそうとしたら男性はマヌケな欠伸を漏らして目を覚ました
そのまま寝ぼけ眼で私を見つめてくる。…透き通った瞳で見つめられたら心臓がドクドク鳴り響く
「初めまして、マスター。この度は購入頂き有難う御座います。早速御命令をどうぞ」
呑気な声で言われて驚いた。意外と元気そうだ…いや、そうじゃない!
「私は買ってないよ…。カイトさんがここに居たから起こしただけ…だから、貴方のマスターじゃありません」
慌てて弁解したのにも関わらず首を傾げて疑問符が大量に浮かんでるのが見えなくても分かる
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